米国で6日発生した連邦議会議事堂への乱入事件を巡り、米同盟国は大統領選のジョー・バイデン氏当選認定が阻止されなかったことに胸をなで下ろす一方、世界の民主主義の道しるべという米国のイメージが傷つけられたと懸念している。米議会が7日にバイデン氏を次期米大統領と認定したことを受け、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は「民主主義の力が勝利した」ことに安堵(あんど)したとし、こうした民主的なプロセスについて「これが、米国について私の知っていたことであり期待していたことだ」と述べた。だが同時に、大統領選での負けを認めず「あのような暴力事件を後押しする状況」をもたらしたとしてドナルド・トランプ米大統領を非難した。
米同盟国、議会乱入が民主主義のイメージ傷つけたと懸念
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