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スマホの普及率とともに急激に増加したSNSの利用率。年代や業種によってはSNSを全くやっていない人を見つける方が難しいだろう。しかし一方で、さまざまな理由からSNSを「卒業」する人も出てきている。SNSをやめるメリットとデメリットとは何か。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)

永久凍結されたトランプ大統領のアカウント

 年明け早々、アメリカ合衆国トランプ大統領のツイッターアカウントが永久凍結されたことが大きな話題となった。

 米ツイッター社は永久凍結の理由を、「暴力行為をさらに扇動する恐れがある」と説明している。1月7日に一部のトランプ支持派が連邦議会に突入し、5人が死亡した件を重く見た判断であることは間違いない。永久凍結は二度とツイッターでアカウントを開設することのできない厳しい措置である。

 この米ツイッター社の判断について、日本では理解を示す声が優勢のようだ。一方で、行き過ぎた措置という批判もある。後者の意見を述べる人たちの中で目立つのは、ツイッターはもはや趣味で楽しむSNSの枠を超え、インフラになっているという認識だ。

 個人的には民間企業が自社の基準に沿ってユーザーのアカウント凍結を行うことに問題は感じないが、メディアを通さずに自由に発信と情報取得ができるツイッターなどのSNSが生活に欠かせない人が多くいるのは事実だ。

 しかしこれだけSNSが普及すると、逆に「もうやらない」と決める人もいる。SNS利用に歯止めがかからない状況に危機感を覚え、自分からSNSを離脱する人たちだ。つまり、SNS依存からの離脱である。

 今回は、そんなSNS離脱者たちに、SNSをやめたことでのメリットとデメリットを聞いた。メリットとデメリットを交互に紹介していこう。