メリット3:広告を見る機会が減る

 SNSにつきものなのがネット広告。個人情報や検索履歴に基づいてターゲティングされていることが多いため、ついついクリックしたくなる商品が表示されることも多い。良くできた仕組みではあるが、節約志向の人からすると危険なわなだ。

「セール情報が表示されるとついクリックしてしまうことが多かった。SNSをやめたら浪費が減ったという人は多いと思う」(30代女性)

 また、表示される広告自体が嫌いという意見もあった。

「自分の場合、なぜかツイッターではまったく興味のない漫画の広告が表示されることが多くてイライラしていた。プロモツイートはブロックや非表示で消せるが、消しても消しても似たような新しい広告が表示されるのがストレスだった」(20代男性)

 このほか、広告ではないものの「友人がSNSで『これが良かった!』『おいしかった!』などとすすめている本や食べ物、コスメなどは試したくなってしまうことが多かった」(40代女性)という人もいた。

デメリット3:特にない

 デメリットは「特にない」という意見も、複数聞かれた。もともと自主的にSNSの利用をやめた人たちが多いため、「デメリットがあるならやめていない」「あっても大したデメリットではない」ということだろう。

 とはいえ、「多少の不便さはあっても、SNSに依存しない快適さの方が大事」(40代男性)という意見からは、メリット2で紹介したような、SNSによるストレスに悩む人の姿が浮き彫りになる。

 このほかのメリット・デメリットとしては、「目が疲れなくなった」(30代女性)、「デメリットというほどではないが、急にやめたので心配されてしまった」(30代男性)、「Facebookをアルバム替わりに使っていたので、やめるにあたって写真整理が必要だった」(40代女性)などがあった。

 SNSをやめるのには、恋人と別れるのにも似た、ちょっとした決断が必要だ。とはいえ今回話を聞いた人たちの中には、「いったんやめたものの、戻る可能性なきにしもあらず」という人もいた。もしやめる覚悟が足りなかったら、「とりあえずいったん活動休止」にしてみるのもいいかもしれない。