韓国のサムスン電子は14日、旗艦のスマートフォンの新機種「ギャラクシーS21」を発表した。S21はカメラやディスプレーの機能を向上させたが、最も際立つのは価格だろう。入門モデルは799ドル(約8万3000円)で前年モデルより200ドル安く設定した。価格は大画面モデル「S21プラス」が999ドル、最上級モデルの「S21ウルトラ」が1199ドル。S21の価格設定は他社の旗艦モデルと同水準だ。アップルは昨年10月に発表した「iPhone(アイフォーン)12」入門モデルの価格を799ドルに設定した。サムスンは昨年、第5世代移動通信サービス(5G)対応など、これまで高級端末にしか搭載しなかった機能を加えた中級機種のラインナップを拡充した。ただ、同社の主力は依然として高級なギャラクシーシリーズだ。
サムスン最新「ギャラクシーS21」 前年より200ドル安く
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