【ワシントン】次期米財務長官に指名されたジャネット・イエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は19日に米上院で開かれる指名承認公聴会で、議会がさらなる支援策を承認しなければ、より長期にわたり大きな痛みを伴う景気後退に陥るリスクがあるとして、議会に「大きな行動」を促す考えだ。  公聴会での証言原稿をウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した。  イエレン氏は「エコノミストらは常に同意するわけではないが、今はコンセンサスがあると考えている。