コンサルが伝授するテレワークのコツ、「昭和的なやり方」から脱却しよう
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テレワークをはかどらせるにはどんなコツがあるのだろう。「まだ慣れてない」とは言いづらくなる中、どうすれば家でうまく仕事ができるのか。『第一線コンサルタントが実践している テレワーク50のコツ』(日本能率協会マネジメントセンター)を出版した日本能率協会コンサルティングのリモート生産性向上研究会メンバーに聞いた。(取材・文/有井太郎)

大手企業の約7割が継続
逆に出社するタイミングがない?

 昨春から一気に進んだテレワーク。いまや自宅で仕事をするのは珍しいことではない。

 そこで知りたいのが、テレワークがはかどるコツ。徐々に慣れたとはいえ、いまだに「家では仕事のペースがつかめない」「モチベーションが上がらない」「家族がいて、スケジュールの立て方が難しい」といった悩みもあるはずだ。さらには、バラバラで働くゆえに、同僚や上司とのコミュニケーションが不便で「ストレスがたまる」という声もあるかもしれない。

 これらの悩みを解決すべく話を聞いたのが、2020年9月に『第一線コンサルタントが実践している テレワーク50のコツ』を出版した日本能率協会コンサルティング(JMAC)のリモート生産性向上研究会メンバー。

 同研究会の大谷羊平氏(JMAC取締役経営コンサルティング事業本部 本部長 シニア・コンサルタント)と、小野甫氏(同 デジタルイノベーション事業本部AI・IoT推進室 室長 チーフ・コンサルタント)、熊谷真氏(CX・EXデザインセンター チーフ・コンサルタント)に、テレワークのポイントを聞いた。

 東京商工会議所の調査()によると、2020年11月時点でテレワークを実施中の企業は53.1%と半数を超えた。企業規模が大きいほど実施率は高く、300人以上の企業は実施率69.2%。一方、30人未満の企業は38.1%、30人以上50人未満の企業は43.6%となった。

※「テレワークの実施状況に関するアンケート」東京商工会議所 中小企業のデジタルシフト推進委員会

「大手企業になるほど、昨春から徹底してテレワークを継続している印象です。春以降は出社日をほぼ設けていない企業もあり、逆に出勤制限を緩和するタイミングに悩んでいるケースも見られました」(熊谷氏)

 コロナ第3波が猛威を振るい、テレワークの実施率は再び高まりそうだ。であれば、改めてそのコツを知っておこう。