安売り
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EDLP(エブリディ・ロー・プライス)をご存じだろうか――。日本語に訳すと「毎日安売り」とか「毎日低価格」という意味だ。最近は食品スーパーやドラッグストアなどでも取り入れられ消費者にも知られるようになっておりEDLPを推進する小売業が増えている。しかし、見せかけだけのEDLPも少なくない。今後は本当のEDLPを構築したチェーンに「勝利の女神」は微笑むのだろうか。(流通ジャーナリスト 森山真二)

エブリディ・ロー・プライス戦略が
活気づいている

 ある経営コンサルタントはこう話す。

「日本のスーパーの経営者はどうして、折り込みチラシが好きなのかね。今ではチラシを打っても効果が低いのにね」

 スーパーの経営者は、いまだにチラシ信奉者が少なくない。従前からの慣習としてチラシには集客効果があると信じている経営者、一方で消費者もチラシにお宝情報(商品の安売り)が満載されていると信じ、双方でチラシという形のあるものを崇拝している方がごくごくいらっしゃるからだろう。

 だが、この経営コンサルタントによると「今時はチラシを見比べてあっちのスーパー、こっちのスーパーと買いまわっている消費者は少数派であり貴重な存在だ」と喝破する。