――筆者のジェラルド・F・サイブはWSJエグゼクティブ・ワシントン・エディター ***  ジョー・バイデン氏の米大統領就任後間もない日々に関する多くの大きな問いの中で、これ以上に重要なものはない問いは、彼が中道路線の政治を維持できるのかというものだ。それとも彼は、中道から左へ引き寄せられてしまうのだろうか。  就任第1週に見られた証拠はまちまちだった。最も無難な結論は、結論を出すのはまだ早すぎるというものだ。  もちろんバイデン氏は、全体的に左に傾きつつあった民主党内で、中道派として選挙を戦った。