ダイヤモンド・プレミアム(有料会員)ならダイヤモンド社のベストセラーが電子ブックでお読みになれます!月ごとに厳選して提供されるダイヤモンド社の話題の書籍から、ここでは一部を抜粋して無料記事としてお届けします。全体をお読みになりたい方はぜひダイヤモンド・プレミアム(有料会員)にご登録ください!今回は2021年2月提供開始の『人生を変える断捨離』。
1つ無用なモノを捨てると、1つ分だけ空間ができる
1つ余計なモノを捨てると、1つ分だけ負担が取り除かれる
1つムダなモノを捨てると、1つ分だけ爽やかさが甦(よみがえ)る
そして、人生が大きく変わっていく
はじめに
~断捨離(だんしゃり)とは、ただ捨てることにあらず~
やましたひでこ 著
定価1650円
「断捨離」(だんしゃり)が世の中でブームになって、8年が経ちました。 この間、多くの方々が、本やセミナーや講演会を通じてその方法論を知り、
モノを「断」ち、
ガラクタを「捨」てれば、
執着も「離」れていく
ということを体験されてきました。
もちろん、そのこと自体は、「断捨離」の提唱者である私にとっても大変嬉(うれ)しいことでした。この「たった3文字」が、多くの人びとを行動へと駆り立てたことへの驚嘆もありつつ、秘(ひそ)かに感じていた「静かな確信」は間違いではなかったのだ、という安堵(あんど)も同時にあるような……。
ただ、こうして世間的に言葉の認知度が上がった今だからこそ、「断捨離したらモノが片づいてスッキリする」という理解だけで終わってしまう方が多いことに、「とても残念で、もったいない!」という気持ちがふつふつと湧いてくるのです。
なぜなら、断捨離の醍醐味(だいごみ)は、そこではないのですから。
モノの片づけは、あくまで「断捨離」の入口にしかすぎません。