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習い事をどうするか、私立か公立か…。仲の良い夫婦であっても、子どもの教育方針で双方が譲れない局面に陥ることがある。そんなとき、一体どんなきっかけで議論がまとまるのか。あるいはどちらかが妥協を選ぶのか。(フリーライター 武藤弘樹)

教育方針を巡る夫婦の衝突
アプローチは違えどゴールは同じ

 妻と夫がそろって健在である場合、子育ては夫婦の共同作業である。育児負担を多く請け負うのは妻側という世帯が多い、という実情はあれど、上述の「共同作業」がまず建前としてあって、もう一方の発言権がゼロになるわけではないから、子育て方針の決定といった重要な局面では両者が意見を交わすことになる。
 
 意見が一致しているならよいが、難しいのは対立した場合だ。「子どもが一番」という目標は夫婦間で共有できたとしても、良しとするアプローチが異なっていると修羅場である。子どものことだから決して妥協はできないという親としての愛情と責任の深さが、夫婦間の譲れない戦いをより深刻なものにしていくこともある。
 
 夫婦で子育てをする上で、避けては通れないこの問題を、世の中の人たちはどのように解決、またはやり過ごしているのであろうか。