われわれがこれまで何度か指摘してきたように、トランプ氏が1月6日と11月の大統領選挙後に取った行動は恥ずべきものだ。彼は選挙結果が盗み取られたという主張と、その後には選挙人獲得結果を覆すための主張を展開したものの、それらは誤りだった。彼はまた、選挙人投票を取り仕切るマイク・ペンス副大統領(当時)の単なる形式的役割について、支持者たちを間違った認識へと誘導した。選挙結果を覆せるとの誤った希望を支持者に抱かせ、国会議事堂に向けて行進するよう彼らをたきつけ、その後何時間も彼らに行動の抑制を求めなかったことで、トランプ氏は三権分立の一つの柱である議会の襲撃を容認した。これが弾劾に値する行動だと考える共和党議員をわれわれは批判するつもりはない。