米フェイスブックが利用者の健康状態や宗教的慣習、財務状況などに関する情報を無許可で収集していた問題について、ニューヨーク州金融サービス局(DFS)は18日、同社が再発防止策を講じていることは認めたものの、そうしたデリケートな情報の共有を制限するため追加策を講じる必要があるとの厳しい見解を示した。  DFSは同日発表した調査報告書で、フェイスブックが過去のデータ収集に関する調査を適切に行っていないと結論付け、連邦当局によるさらなる対応を求めた。  ニューヨーク州はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の2019年の記事をきっかけに調査を開始した。