一度会社を大きくすると、
もう止められない!
借入をするとなると、金利負担がかかってきます。その金利を払うため、さらに売上を増やす必要があります。
売上を増やすためには人員が必要で、その人員が増えると、また事務所を拡張・移転しなければなりません。そうするとまた保証金がかかって、というように、とにかく経費がスパイラル状に増えていくわけです。もちろん、人件費も増えていきます。
給料はもちろん、社員の社会保険料の半分を、雇い主が負担しなければなりません。実はこれが非常に大きな金額になり、大変です。
一度規模を拡大してしまうと、経費がどんどん増え、それをダウンサイジングしていくのは本当に大変です。ある程度の規模で維持していくか、無限に拡大していくか、この2つの選択を迫られることになります。
このように、「会社を大きくする」ことで、経費がどんどん増えていくわけです。経費が増えても、売上がそれ以上に上がらなければ、赤字になり、経営も苦しくなります。