あなたが副業を考え、採用面談に挑むとします。大言壮語して自分を大きく見せるアピールをするよりも、より現実的で、採用側と副業側の双方にとって有効な三つのポイントをご紹介します。(JOINS代表取締役 猪尾愛隆)
増加する副業希望の人材
雇う側は一体、何を求めている?
新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークが広がり、副業に関心を持つ人が増えてきました。地方の中小企業と副業・兼業プロ人材をマッチングする当社・JOINSの人材登録者数(21年2月末時点)も6233人と前年同期比で約4倍に増加しています。
JOINSでは、人材を募集する中小企業と、副業を希望する人材の双方が、オンラインや対面で2回程度の面談を経て、仕事をスタートすることが多いです。その際、副業人材を雇う側の経営者はどんな人と一緒に仕事をしたいと考えているのでしょうか。平たく言えば、どんな人材が採用されやすいのでしょうか。
副業人材と実際に契約し、業務で成果を上げた複数の経営者にヒアリングを続けることで見えて来た要素を、三つのポイントから論じてみたいと思います。