米ホワイトハウスは、行政管理予算局(OMB)局長に指名したニーラ・タンデン氏の人事を撤回する。上院共和党議員に加え、民主党の有力議員からも指名に反対する声が上がっていた。バイデン政権の閣僚人事案が撤回に追い込まれるのは初めて。タンデン氏がジョー・バイデン大統領に送った書簡で指名辞退を申し入れた。バイデン氏は発表文で、タンデン氏が「成し遂げてきた実績に最大限の敬意を持っている」とし、「彼女が政権で果たす役割を楽しみにしている」と述べた。ロン・クレイン大統領首席補佐官は2月、タンデン氏について、OMB局長への指名で十分な支持が得られなければ、上院での承認を必要としないポストを探したいと述べていた。
バイデン政権、予算局長の指名撤回 タンデン氏が辞退
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