子どものかんしゃくと上手につきあうアイデア

1 ただそばにいてあげましょう
 かんしゃくを起こしているときは、抱きしめられても大丈夫な子もいますが、さわられたくない子もいます。そういう子には、ただそばにいて、言葉でもそう伝えましょう。「ここにいるからね。いつでも抱きしめられるように待ってるよ」

2 みんなの安全を守りましょう
 かんしゃくを起こしている子も、周囲の子も、あなた自身も、安全を守ってください。「叩きたかったのはわかるけど、弟を叩かないようにママは止めるからね」

3 約束は守らせましょう
 家族で話し合って決めた約束を守ることは大切です。子どもが大暴れしても、ルールは変えないように。「アイスクリームは1日に1つでしょ。怒ってもいいよ。もっと食べたかったのはよくわかるから

4 感情を吐き出すほかの方法を提案してみましょう
 自分の気持ちを紙に描いたり、クッションを殴ったり蹴ったり、お手玉を投げつけたり、粘土を握りつぶしたり―どれも、言葉を使わずに、抱え込んだ思いを発散できる方法です。

5 悩みすぎないこと
 安全に、自分の感情と折り合いをつけられたら、子どもは落ち着きを取り戻し、機嫌もよくなるでしょう。かんしゃくを起こしたなんてすっかり忘れて、気持ちを切り替えます。ぎゅっと抱きしめて、もう大丈夫そうだと思ったら、あなたも気持ちを切り替えてくださいね。