米民主党のエリック・スウォルウェル下院議員(カリフォルニア州)は5日、1月6日に発生した連邦議会議事堂での暴動を巡り、ドナルド・トランプ前大統領らを提訴した。スウォルウェル氏の提訴の対象はトランプ氏とトランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏、トランプ氏の顧問弁護士を務めたルディ・ジュリアーニ氏、モー・ブルックス下院議員(共和、アラバマ州)の4人。彼らが共謀して暴動を扇動し、2020年大統領選挙の投票結果を議会が認定するのを阻止しようとしたと主張している。スウォルウェル氏は、トランプ氏にとって2度目となった弾劾裁判では検察官役を務めた。訴訟は首都ワシントンの連邦裁判所で起こした民事裁判で、補償的および懲罰的損害賠償を求めている。
トランプ氏、議事堂暴動を巡り新たに訴訟対象に
民主議員が提訴
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