金融アナリストのマイケル・レビーさん(31)は昨年9月、ツイッターを見ていて、あるものに目がとまった。誰かが「NBAトップショット」のことを投稿していた。「NBAトップショット」って何? レビーさんはもっと知りたいと思った。公式にライセンス化された米プロバスケットボールNBAの動画ハイライトを売買したり収集したりするこのプラットフォームは数カ月前から、バスケットボールファンや暗号資産(仮想通貨)に熱中している人、スニーカー好き、コロナ下のデイトレーダーや巣ごもり中の多くの人たちを魅了し、当惑させていた。レビーさんもまもなく友人たちにメッセージを送った。「これは大もうけできるかも」レビーさんは強く確信し、向こう半年間に17万5000ドル(約1900万円)をデジタルトレーディングカードに費やすことにした。現在、その価値は2000万ドルに上る。
ブロックチェーン利用「NBAトップショット」で稼ぐクジラたち
選手の動画ハイライトの売買が急拡大
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