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国会や記者会見では、今日も政治家のトホホな発言が飛び出している。あきれたり怒ったりするのもいいが、ちょっと見方を変えて、強引に学びを得てしまおう。今回は「ごまかし方」の極意を政治家のみなさんから、勝手に伝授してもらった。(コラムニスト 石原壮一郎)

政治家が苦し紛れに絞り出したセリフは
私たちにたくさんの学びを与えてくれる

 「我以外皆我師也(われいがいみなわがしなり)」という言葉があります。小説『宮本武蔵』で知られる吉川英治が好んで使ったとか。そう、自分が出会う人や見聞きする出来事は、こっちがその気になれば必ず学びを与えてくれるのです。

 昨今、貴重な学びを与えてくれているのが、政治家や官僚のみなさんが国会や記者会見などで見せる、しどろもどろな話しっぷり。違法接待問題をめぐる武田良太総務大臣の答弁にせよ、選択的夫婦別姓をめぐる丸川珠代男女共同参画担当大臣の答弁にせよ、みなさん頭脳明晰な方々だけあって、ひと言ひと言に細心の配慮と一時しのぎの工夫が込められています。

 肝心なことを言えないが故にご苦労なさっている様子から、私たちは何を学ぶべきでしょうか。それは、ズバリ「答えられないことを聞かれたときの『ごまかし方』」です。

 政治家はいわば“その道のプロ”。彼らが最近見せてくれた技を鑑賞しつつ、会社生活や日常生活に活用できるノウハウを導き出してみましょう。