コロナ禍のマネジャーには「徹底力」が必要不可欠な理由
リモートワーク下のマネジャーに求められるスキルとは? Photo:PIXTA

リモートワーク下でより重要になる
組織の「徹底力」とは何か

 新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、マネジャーの役割はより複雑化し、より重要になっています。

 単なる部署、部門の管理にとどまらず、チームをまとめ、みんなの気持ちを奮い立たせて成果を生み出していくマネジャーの仕事は、高度な能力が要求されます。

 しかも従来は同じオフィスで働く中、場の雰囲気や暗黙的なやり取りによって言葉によらないコミュニケーションがたくさん行われていました。そうした中で、おのずと自社のミッションやビジョン、組織カルチャー、行動規範などが共有されたり、部下の顔色を見て「元気がなさそうだな」と気付いてフォローしたりすることができました。

 しかしリモートワークやサテライトオフィスといった時間と場所を共有しない働き方の比率が高くなっていくと、言葉によらないコミュニケーションはなかなか成立しません。

 したがって、マネジャーは非言語的に行われていたコミュニケーションをきちんと言葉にして、みんなに伝えていくことが重要になります。また、オンライン会議では読み取ることが難しい部下の顔色やコンディションを把握するような取り組みも必要になります。