Photo:PIXTA

朝食は早い時間帯に食べる方が良い

 朝食を食べる時間帯によって、2型糖尿病の発症リスクが変化する可能性を示すデータが報告された。8時30分より前に朝食を食べる人では、8時30分以降に食べる人よりも血糖値やインスリン抵抗性が低かったという。米ノースウェスタン大学ファインバーグ医学部のKristen Knutson氏らが、米国内分泌学会(ENDO2021、3月20~23日、バーチャル開催)で発表した。

 近年、断続的断食という食事の取り方が、減量や生活習慣病のリスク低下につながる可能性を示唆する研究が増えている。断続的断食とは、例えば「時間制限食」では、食事を摂取する時間帯を1日の中で特定の数時間に制限し、その他の時間帯はエネルギーのあるものは口にしないという方法。摂取エネルギー量や栄養バランスを考慮しなくても良いとされることが多く、その手軽さから人気が拡大中だ。

 Knutson氏らの研究の目的は、人々が日常的に食事を摂取している時間帯の長短と、糖代謝との関連を検討するというもので、緩やかな時間制限食の検証という側面をもつ。加えて同氏らの研究では、朝食の摂取タイミングの違いが糖代謝に及ぼす影響も、同時に評価するという研究デザインで実施された。