競技練習に多くの時間を費やすスポーツの中でも、特に野球やラグビーといった球技スポーツを専門としたアスリートたちは、技術習得のために圧倒的な時間を投資します。有限である時間をどんな配分で活用するか、そのバランス感覚こそが一流と二流を分ける大きな違いであることに気づいたのです。

 さらに、「トップアスリートには共通して大事に鍛えている部位」があります。それこそが「お尻」と「背中」だったのです。

ぽっこりお腹をなんとかしたいから腹筋!の大間違い

 中年の方の多くは、まずはぽっこりお腹を、腹筋を鍛えることで何とかしようと思っているのではないでしょうか。

 気持ちはわかりますが、お腹を引っ込めるのにお腹から鍛えるのは非効率的なんです。骨のサポートが少なく、内臓が入っているだけのお腹は、もっとも脂肪がつきやすい場所。だから、お腹が出てくる一番の理由は体脂肪が増えたためなので、体脂肪を落とす必要があります。

 体脂肪を落とすための王道戦略は、基礎代謝を上げてエネルギーを消費しやすい体を作ること。そのためには体全体の筋肉量を増やすことが必要です。

 筋肉量を増やす、という観点から考えると、腹筋はイマイチです。なぜなら、大事な内臓を膜状に覆うのが役割なので、基本的に“薄い”からです。筋肉量をアップさせて体脂肪を落とすためには、大きい筋肉を鍛えるのが効果的。だからお腹を引っ込めるために最優先で鍛えるべきは、まずは「お尻」なんです!

 お腹だけでなく、上半身を効率よく鍛えようと思っていたら、まずは「お尻」と、そして「背中」が重要になってきます。