アルファベット傘下グーグルのスマートフォン向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」が著作権を侵害しているとしてオラクルが訴えていた問題で、米連邦最高裁判所は5日、グーグルの主張を認める判断を下した。これにより、グーグルはオラクルから数十億ドル規模の賠償を請求される可能性がなくなった。今回の判決は賛成6、反対2だった。オラクルが権利を保有するプログラミング言語「Java(ジャバ)」について、グーグルのアンドロイドが著作権を侵害したとする下級審の判断を退けた。最高裁はグーグルによるJavaのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)コードの一部使用は「フェアユース(公正利用)」にあたると判断した。
グーグルは著作権侵害せず 米最高裁、オラクルの訴え退け
有料会員限定
あなたにおすすめ