【ワシントン】アルファベット傘下グーグルのスマートフォン向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」が著作権を侵害しているとしてオラクルが訴えていた問題で、米連邦最高裁判所は5日、グーグルの主張を認める判断を下した。これにより、グーグルはオラクルから数十億ドル規模の賠償を請求される可能性がなくなった。  今回の判決は賛成6、反対2だった。オラクルが権利を保有するプログラミング言語「Java(ジャバ)」について、グーグルのアンドロイドが著作権を侵害したとする下級審の判断を退けた。