ソフトバンクグループは、倉庫のオートメーション(自動化)を手掛けるノルウェーのオートストアの株式40%を取得することで合意に近づいている。取得額は28億ドル(約3085億円)とみられる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。オートストアの支配株主は投資会社トーマス・H・リー・パートナーズで、スウェーデンのプライベートエクイティ(PE)投資会社EQTも少数株主となっている。関係者によると、オートストアの債務を含めた企業価値を約80億ドルと評価する方向で協議が進められている。協議が決裂しなければ、6日にも合意がまとまる可能性がある。ソフトバンクグループの孫正義社長は長年にわたり、人工知能(AI)やインターネットにつながる機器に大型投資を行っている。2017年には、高性能ロボットの数が30年以内に人口を上回ると予測したことで知られている。
ソフトバンク、ノルウェーの自動化企業株40%取得で合意間近
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