米国はもちろん、まだ難局を乗り切ったわけではない。しかしハリウッド映画が劇場で封切られたり、大リーグ(MLB)が有観客試合を再開したりするなど、一部で新型コロナウイルス流行前の生活が戻りつつあるのも確かだ。
新型コロナワクチンの接種が進み、直近のデータによると、米国の人口の19.4%が接種を完了した。そのおかげで楽観的なムードが広がっているが、新規感染者数の増加も続いている。米疾病対策センター(CDC)によると、今月6日時点の新規入院者数は7日間の移動平均で3.6%増加し、死者数は55万6000人を超えた。
日常が戻りつつあることを示す10の兆候を見てみよう。