「運がよくなりたい」「いい人に巡り合いたい」「幸せな人生を送りたい」、それらを実現したいなら、考え方を変えればいい。最強の運を持つ「歩くパワースポット」が伝える「運」の磨き方をまとめた『SHOCK EYEの強運思考』には、強運を引き寄せる39の思考法がある。
強運とは、ただ運がいいだけではない。夢がひとつかなったくらいでは、強運とは言わない。宝くじに当たったとしても、一回の偶然とも違う。強運を導く6つの指針を本書より抜粋して紹介します。
夢をかなえ続ける人、それが強運の持ち主
夢がかなったときに「運がよかった!」って感じる人もいると思う。
でも、どんな大きな夢がかなったからといって、それが人生のゴールになるとは限らない。運を引き寄せる生き方をしている人だったら、さらに前に進んでいくものだ。
夢って一回きりで終わりじゃない。夢をかなえたら、また次の夢に向かって突き進んで、何度も何度も夢をかなえ続けたい。それでいい。
大きな夢をひとつかなえたからって、強運とは言えないと思う。「夢をかなえられる人」と「運が強い人」はまったく違うものだ。宝くじで何億円ゲットしたとか、株式投資で一発当てたとか、そんな一回限りの偶然も違う。
僕ら湘南乃風がデビューできたことや、オリコンで1位になれたことは、運よく夢がかなったと言えるかもしれない。だけど、それで夢は終わりじゃないし、その程度では強運だったということにはならない。
大きい、小さいにかかわらず、一回限りでなく死ぬまで夢をかなえ続けて、自分自身が幸せを感じる人生を送る。その結果、世の中に貢献し、人に幸せを与える存在になる。僕が考える「強運の持ち主」はそういう人たちだ。
たとえば、松下幸之助さんや本田宗一郎さん。百田尚樹さんの小説『海賊とよばれた男』で、主人公のモデルになった出光佐三さん。昭和期に政財界の有力者たちに影響を与えた中村天風さん。
運の引き寄せに必要なポジティブ変換は、彼らにとってはごく自然なことだっただろう。
•何が起きても打開策を探して道を切り拓く
•トライアンドエラーを繰り返して前に進み続ける
•どんなに大変な状況でも信念がブレない
•人並み外れてアクティブに行動する
•ちょっとやそっとではへこたれない
•他の人が到達できない高みに上り詰める
こういうタイプの人たちは、自分を不運だなんて少しも思わない。だから運が彼らに味方する。
一度きりではなく、生涯をかけて何度も夢をかなえ続けて高みを目指す。そういう生き方を目指せば、強運の持ち主になれる。
著者からのメッセージ:今、僕が考えていること
湘南乃風は、僕にとって、学校とか部活みたいな場所だ。自分自身を成長させてくれたし、いろんな経験をさせてもらっている。本当に感謝しかない。
いま、こうして本を書けていることも、「歩くパワースポット」として活動できているのも、元をたどれば湘南乃風でやってこられたからだ。レッド、若旦那、ハンクンと一緒に活動を続けて、この先ももっといろいろな経験をさせてもらえるような関係でいたい。
アーティストとしての僕を応援してくれる人の中には、「歩くパワースポット」として活動している僕を見て、「あいつ何やっているの?」「強運だとか言い出しているけど、ショックアイ大丈夫?」と思う人もいるだろう。
でも、10年前にゲッターズ飯田さんから「歩くパワースポット」と呼ばれたとき、素直にうれしくて、僕はその言葉をお守りにした。だからこそ、「歩くパワースポット」という言葉と向き合って、自分の力で「歩くパワースポット」を真実にしていこうと思った。信じてくれる人のためにも、そして自分のためにも。それが、いまの僕にとっての最大の使命だ。
思い返してみると、子供の頃から、僕の人生は変化の連続だった。
ひとつの場所にとどまって、同じことに打ち込むすばらしさもあるけれど、世の中が激動する現代においては、それがうまくいかない場合がある。どうしても同じ場所に立ち続けたいなら、自分の信念や心の持ちようを変えなければいけないかもしれない。
一方で、立っている場所を変えることで、自分の心を変えずに済む場合がある。僕は、変化を前向きにとらえる生き方をしてきたおかげで、自分の心を保ち続けられた。
僕が貫いてきたのは、人を喜ばせることに夢中になる生き方。そして、目の前の人を大切にしていく考え方だ。
親を喜ばせたくて受験勉強したことも、友達に喜んでほしくてマイクを取り、ジャマイカに飛び込んだことも、湘南乃風での活動も、「歩くパワースポット」としての活動も、どんな場面でも僕は喜んでくれる人のために全力を注いできた。立っている場所がどんなに変わっても、自分の心は何も変わっていない。
10年後、20年後に、僕はさらに違う場所に立っているのかもしれない。だけどきっと、生き方や信念はずっと変わらないだろう。
自分の心を変えず、信念に背かないことが強運につながる。僕はこれからも、いろいろな場所を移動しながら、自身の思考や信念を運び続けるだろう。
変化を恐れず行動し、変わらぬ思いを運び続けることが、僕自身の運気の源だと信じて。
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★最強の運を持つ歩くパワースポットが伝える運の磨き方
約10年前、ゲッターズ飯田氏から「ショックアイさんは選ぶ道が常にベストな人。運のステージが人と違います」と言われ、「歩くパワースポット」と呼ばれました。そして、著者の写真を待ち受け画面にすると、たちまちいいことが起こる、と話題になりました。
待ち受けにした人の運気が上がったとしても、それは、著者の運気が上がったことではありません。本書には、著者自身が実践してきた、強運を手に入れる思考法があります。
「キツいこと、ツラいことに出合うたびに、考えに考え、自分らしく行動し、全力で前に進んできた。 考え抜いて動き続けた結果、ことあるごとに僕の人生は好転していった」
順風満帆ではない人生を生き抜くなかで、
昔からブレていない軸があります。
その軸を思考法としてまとめたのが、本書です。
運は考え方で強くなる、と言うゆえんはここにあります。
■目次
序 章「運」について、僕なりに真剣に考えてみた
第1章 強運思考は、自分が持っている「軸」で決まる
第2章 強運思考は、幸せを呼び込むシステムである
第3章 強運思考は、不正解を正解に変えるエネルギーになる
第4章 強運思考は、自分を認めて走り続けることで磨かれる
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