ゲームプレーヤー向けチャットサービスを手掛ける米ディスコードは、マイクロソフトなど複数の買い手候補と進めていた事業売却交渉を打ち切った。内情に詳しい関係筋が明らかにした。新規株式公開(IPO)を目指す方向に再び傾いているという。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先月、マイクロソフトがディスコードを100億ドル(約1兆0800億円)以上で買収する方向で協議しており、交渉は進んだ段階にあると報じていた。関係筋によると、交渉は合意に達することなく打ち切られたが、将来的に買収交渉が復活する可能性はあるという。