【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は20日、黒人男性のジョージ・フロイドさん暴行死事件で元警官のデレク・ショービン被告に有罪評決が言い渡されたことについて、「正義の実現に向けた偉大な一歩」であるが、構造的な人種差別を排除する必要があると述べた。  バイデン氏はホワイトハウスで演説し、法執行機関の職員の大半は「それぞれのコミュニティーに立派に奉仕している」と発言。「誰であっても法を超越することは許されず、今日の評決もそう伝えている。だが、それでは不十分だ。ここで止まるわけにはいかない」と述べた。  また、「息ができない。これがフロイドさんの最後の言葉だった。