米アップルの新しいタブレット端末「iPad(アイパッド)」とデスクトップパソコン「iMac(アイマック)」はゲームにやや出遅れた感があるように見えるかもしれないが、それでもまだ勝算があると考えられる理由がある。アップルが20日開催した春の新製品発表イベントで発表されたこの2機種は、同社にとって最も規模の小さい事業セグメントでのアップデートだ。「iPad Pro(アイパッド・プロ)」に同社の新たな「M1」チップを搭載した。タブレットには通常、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に使用されるのと同じチップが搭載されるが、これで事実上PC向けプロセッサーが組み込まれた。iMacシリーズにもM1チップを採用し、2012年以来となるデザイン刷新も行った。
アップル、iPadとMacの勢い続くか
コロナ下で拡大したタブレットとPCの需要が追い風、懸念は半導体不足
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