【湘南乃風 SHOCK EYE】誰も見ていないときに何をするかで、心に自信が育つ
「運がよくなりたい」「いい人に巡り合いたい」「幸せな人生を送りたい」、それらを実現したいなら、考え方を変えればいい。最強の運を持つ「歩くパワースポット」が伝える「運」の磨き方をまとめた『SHOCK EYEの強運思考』には、強運を引き寄せる39の思考法がある。
自己肯定感は低かった。誰よりも不安だった。承認欲求は人一倍強かったからこそ、動き続けて貪欲に活動できた。常に前を見て走り続けてきたことで運気は磨かれるのだと思う。
大切なのは、「自分で自分を評価すること」
一時期、人に誘われてボクシングをかじっていたことがある。
ロードワークに出るとき、僕は必要ないのに手にバンテージを巻いていた。パーカーのフードを目深にかぶったりもして、自分がロッキーになったような気分で「俺、なんかスゲー。誰も見てないけど、夜中に一人で走ってる!」みたいに、自分に酔って、そういう自分に没頭していた。
その瞬間は、自分が何者でもないものになれる。
神社に行ったり、山に登ったりしていると「何やってるんだろう」って思うけど、そんな自分に僕はこう声をかける。
「お前スゲーな、誰も見てないのに、みんなが『何やってるの?』っていうことを、黙々とお前はやっている。それってかっこいいじゃん!!」
ボクシングのロードワーク、神社めぐり、登山など、他人から見れば「何やってるんだろう」っていう行動でも、重ねていくと心に自信が育つ。
「誰かが見ているからやる」「評価してもらえるからやる」ことも大事だけど、それがすべてになってしまうと、損得勘定が先に立つようになる。こうやったら褒められるとか、こうすれば失敗しないみたいな、ノウハウや方法論の話としてはいいけれど、僕が大事にしているのはそういうことではない。
大切なのは、「自分で自分を評価すること」だ。
できれば誰も見ていないほうがいい。
たとえば、駐輪場で自転車がバーッと倒れていたら、誰も見てなくても直す。そうすると、心に清々しいものが残る。承認欲求が強い僕としては「感謝されたい」という思いもあるかもしれない。でも、誰に承認してもらえなくても、やる。
寄付もそうだ。影響力のある人が、目的を広めるために「寄付をしました」と宣言するのもいいと思うけど、自分しか知らない善行をするのが大切だ。その行いが自分を大きく強くする。神社でのおさい銭や奉納も同じだなって思う。
損得勘定抜きに行動して、自分自身を誇れるようになってほしい。人知れず積んだ善行が、自分の自信になっていく。
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著者からのメッセージ:今、僕が考えていること
湘南乃風は、僕にとって、学校とか部活みたいな場所だ。自分自身を成長させてくれたし、いろんな経験をさせてもらっている。本当に感謝しかない。
いま、こうして本を書けていることも、「歩くパワースポット」として活動できているのも、元をたどれば湘南乃風でやってこられたからだ。レッド、若旦那、ハンクンと一緒に活動を続けて、この先ももっといろいろな経験をさせてもらえるような関係でいたい。
アーティストとしての僕を応援してくれる人の中には、「歩くパワースポット」として活動している僕を見て、「あいつ何やっているの?」「強運だとか言い出しているけど、ショックアイ大丈夫?」と思う人もいるだろう。
でも、10年前にゲッターズ飯田さんから「歩くパワースポット」と呼ばれたとき、素直にうれしくて、僕はその言葉をお守りにした。だからこそ、「歩くパワースポット」という言葉と向き合って、自分の力で「歩くパワースポット」を真実にしていこうと思った。信じてくれる人のためにも、そして自分のためにも。それが、いまの僕にとっての最大の使命だ。
思い返してみると、子供の頃から、僕の人生は変化の連続だった。
ひとつの場所にとどまって、同じことに打ち込むすばらしさもあるけれど、世の中が激動する現代においては、それがうまくいかない場合がある。どうしても同じ場所に立ち続けたいなら、自分の信念や心の持ちようを変えなければいけないかもしれない。
一方で、立っている場所を変えることで、自分の心を変えずに済む場合がある。僕は、変化を前向きにとらえる生き方をしてきたおかげで、自分の心を保ち続けられた。
僕が貫いてきたのは、人を喜ばせることに夢中になる生き方。そして、目の前の人を大切にしていく考え方だ。
親を喜ばせたくて受験勉強したことも、友達に喜んでほしくてマイクを取り、ジャマイカに飛び込んだことも、湘南乃風での活動も、「歩くパワースポット」としての活動も、どんな場面でも僕は喜んでくれる人のために全力を注いできた。立っている場所がどんなに変わっても、自分の心は何も変わっていない。
10年後、20年後に、僕はさらに違う場所に立っているのかもしれない。だけどきっと、生き方や信念はずっと変わらないだろう。
自分の心を変えず、信念に背かないことが強運につながる。僕はこれからも、いろいろな場所を移動しながら、自身の思考や信念を運び続けるだろう。
変化を恐れず行動し、変わらぬ思いを運び続けることが、僕自身の運気の源だと信じて。
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★最強の運を持つ歩くパワースポットが伝える運の磨き方
約10年前、ゲッターズ飯田氏から「ショックアイさんは選ぶ道が常にベストな人。運のステージが人と違います」と言われ、「歩くパワースポット」と呼ばれました。そして、著者の写真を待ち受け画面にすると、たちまちいいことが起こる、と話題になりました。
待ち受けにした人の運気が上がったとしても、それは、著者の運気が上がったことではありません。本書には、著者自身が実践してきた、強運を手に入れる思考法があります。
「キツいこと、ツラいことに出合うたびに、考えに考え、自分らしく行動し、全力で前に進んできた。 考え抜いて動き続けた結果、ことあるごとに僕の人生は好転していった」
順風満帆ではない人生を生き抜くなかで、
昔からブレていない軸があります。
その軸を思考法としてまとめたのが、本書です。
運は考え方で強くなる、と言うゆえんはここにあります。
■目次
序 章「運」について、僕なりに真剣に考えてみた
第1章 強運思考は、自分が持っている「軸」で決まる
第2章 強運思考は、幸せを呼び込むシステムである
第3章 強運思考は、不正解を正解に変えるエネルギーになる
第4章 強運思考は、自分を認めて走り続けることで磨かれる
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