米ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は、連邦準備制度理事会(FRB)の大規模な債券購入について、こうした景気刺激策の縮小が必要となっていることを示す金融セクターの不均衡は生み出していない、との認識を示した。4日に行われたウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで語った。  ウィリアムズ氏は、FRBが実施している月1200億ドル(約13兆1000億円)の国債および住宅ローン担保証券の買い入れについて、金融政策の重要な役割を担っており、新型コロナウイルス禍による厳しい影響からの回復を支えるという目的に沿って機能していると述べた。