3月19日に訪米する高市早苗首相とトランプ大統領との会談は、泥沼化が懸念される「イラン戦争」やホルムズ海峡封鎖への対応が最大の焦点として浮上することになった(写真は参議院予算委員会で答弁する高市首相=3月16日) Photo:SANKEI
ホルムズ海峡封鎖は長期化の懸念
イラン問題は日米首脳会談の焦点に
米国とイスラエルによるイラン攻撃を機にした中東の緊迫は、原油輸送の要路であるホルムズ海峡の封鎖で世界を巻き込む事態になった。
原油価格高騰に対応するためG7主要国での原油備蓄の放出などが始まったが、封鎖長期化やそれによる世界経済への影響が懸念される。
トランプ大統領は、支持率が低下するなか、11月の中間選挙をにらんでイランに対する強硬措置で電撃的戦果を上げることを期待し求心力の回復を狙ったようだが、国内でも批判やインフレ再燃などの懸念が強まるなど、裏目に出た形だ。
イランは、ハメネイ師をはじめとした政権指導部が殺害されるなどしたが、抗戦姿勢は変えておらず、ホルムズ海峡の事実上の封鎖を続ける構えで、戦闘は長期間にわたる可能性が色濃くなっている。
直近では、トランプ大統領はホルムズ海峡を通航するタンカーの護衛を米軍と有志国の連合軍が担う構想をかかげ、各国に参加を呼び掛けている。
3月19日に訪米する高市早苗首相とトランプ大統領との会談は、泥沼化が懸念される「イラン戦争」やホルムズ海峡封鎖への対応が最大の焦点として浮上することになった。
積極財政路線とともに、「世界の真ん中で咲き誇る日本」を掲げた高市外交にとっては、いきなりの大きな試金石となる。







