プロゴルファーの松山英樹選手が、ゴルフの4大大会の一つ「マスターズ・トーナメント」で優勝に輝いた。そして、アジア初となる快挙を達成した同選手を支える「チーム松山」の一人が、目澤秀憲ツアープロコーチだ。「松山選手が初めて専属コーチと契約した」として話題になった目澤コーチに、自身の指導法や半生について語ってもらった。(メディカル・データ・ビジョン えむでぶ倶楽部ニュース編集部 君塚 靖)
「マスターズ優勝」の直後に
松山英樹選手と抱き合った
プロゴルファーの松山英樹選手が、ゴルフの4大大会の一つ、「マスターズ・トーナメント」で、日本人として初めて優勝に輝いた。
最終ホールのカップにボールが吸い込まれ、日本中が歓喜に沸いた直後、松山選手は自らを支えてくれた「チーム松山」の面々と抱き合った。その中の一人に目澤秀憲ツアープロコーチがいた。
試合中にコーチは選手と一緒にいることができないため、目澤コーチはマスターズでもコース沿いに張られたロープ越しに松山選手を見守っていた。15番ホールのグリーン奥の池に消えた一打も、最終ホールの1.8メートルのパットも、固唾を飲んで見つめていた。優勝を決めてグリーンを降りた松山選手は目澤コーチと抱き合った。