ひろゆきが語る「安い国ニッポンで働くということ」ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
20万部を突破したベストセラー1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。

どんどん安くなる国、日本。

――「安いニッポン」というワードが流行していますね

ひろゆき氏:日本の物価がどんどん安くなっているんですよね。日本で100円の商品が、アメリカや中国では150円以上、タイやブラジルでは200円以上します。他の指標を見ても、日本はわりと安い。

 だから、コロナ前には海外から外国人がたくさん来ていましたし、逆に日本人が海外に行くと、物価が高いと思ったことでしょう。

――何が原因なんでしょうかね?

ひろゆき氏:いろいろ考えられますけど、まずは日本のメーカーが弱くなったことがありますよね。日本の技術をベースに、中国や韓国が台頭してきたときに、日本のメーカーは戦えなかった。下請けに出していた企業から逆に買収される例だってあります。

 その根幹は、やはり「効率性・生産性の悪さ」ですよね。長時間労働でようやく一定のアウトプットをする体質は、早く改善しないといけないと思います。残業代を出すことより、短い時間で高いパフォーマンスを出すことにインセンティブを置かないとダメでしょうね。

――働き方改革やリモートワークが浸透して、だいぶ進んでいるとは思いますけどね。

ひろゆき氏:単純に労働時間が少なくなっても意味ないんですよね。出した結果に対して、ちゃんと評価されて給料につながらないと意味ありませんよ。

 そういうと、「実力主義だ」といって反発が出てくるんですけど、競争があることなんて当たり前ですから。結果を出せない人が稼げないことは当然でしょう。でも、そういったことが言えなくなっているんじゃないでしょうか。

「優秀な人材」がカギとなる

――そんな中で企業が生き残っていくにはどうすればいいですかね?

ひろゆき氏:優秀な人が集まるようにするだけだと思いますよ。結果出しているのに給料が上がらないような人は、どんな会社にもいますから。そういう人が勝手に集まっていく制度を整えればいいんじゃないでしょうか。

 組合が強かったり、年功序列で給料が決まるような企業は、どんどん潰れていくでしょうね。古い制度を手放す企業から残ると思います。

――個人はどのような働き方をすればいいですか?

ひろゆき氏:まず、「時間」と「成果」が直接つながっていないことを理解することでしょう。やり方が悪いのにダラダラ長く働いてしまっている状況なら、それを早く脱することです。

 いかに短時間で最大の成果を出せるかに意識を集中させないといけないと思います。そして、そういうあなたを評価してくれる企業を探し続けることですね。ヘタに今いる会社を変えようとするより、さっさとフットワーク軽く転職するスタンスでいいと思いますよ。