米アパレル大手エル・ブランズ傘下で、ショッピングモール中心に展開してきた若者向けブランド「エクスプレス」は、新たな戦略を試している。他ブランドの商品をオンラインで販売するというものだ。  同社の通販サイトを開くと、エクスプレスの衣料品に加え、他の数十ブランドの商品を購入できる。こうした販売手法は次第に広まっており、エクスプレスのほか、アーバン・アウトフィッターズやJクルー・グループなどの小売り各社は、他社が販売・配送する商品を合わせて陳列することから恩恵を受けようとしている。