日韓首脳会談が実現できず
文政権は対日姿勢を硬化
文在寅大統領にとって議長国の英国に招待され参加したG7の場での日韓首脳会談は、ぜひとも実現したい課題であった。そのため、従来の反日政策を一時保留して融和的な政策を取ってきた。しかし、G7では日韓首脳会談は簡略化した方式でも実現しなかった。
文大統領はG7首脳会談後、フェイスブックに「菅首相との初めての対面は韓日関係で新しい始まりにすることができる大切な時間だったが、会談につながらなかったことを残念に思う」と書いた。
また、青瓦台の幹部は、「今後も韓日関係改善と未来志向的発展のために開かれた姿勢で日本側と対話と協議を継続していく考えだ」と述べた。
しかし、そうした言葉とは裏腹に、実際に表れた文政権の対日姿勢は硬化している。