現在、テレビやYouTubeで圧倒的な人気を集める、ひろゆき氏。
24万部の大ヒットを記録しているベストセラー『1%の努力』では、その考え方について深く掘り下げ、人生のターニングポイントでどのような判断をして、いかに彼が今のポジションを築き上げてきたのかを明らかに語った。
この記事では、ひろゆき氏に気になる質問をぶつけてみた。
ヘラヘラしていた父親
――ひろゆきさん、いつもニヤニヤしていますよね?
ひろゆき氏:まあ(笑)。おととし、中学のときの友達に30年ぶりに会ったんですが、「お前、昔からずっとニヤニヤしてるよな」と言われました。自分でも気づかなかったんですが、どうやら僕はずっとニヤニヤしている人生のようです。だから、たぶんクセというより「遺伝」なんでしょうね。
――遺伝ですか?
ひろゆき氏:はい。僕の父親も、ずっとニヤニヤしているんですよね。僕が高校生のときの話です。ある問題を起こしてしまいまして、友達2人と一緒に警察に連れて行かれたんです。で、3人の親が呼び出されたんですが、友達2人の父親は神妙な顔をしているんですが、僕の父親は終始ずっとヘラヘラ笑っていたんですね(笑)。
――なるほど……。
ひろゆき氏:「こういうとき、父親だったら怖い顔で怒れよ」って思いましたから(笑)。それくらい緊張感のない表情だったんですよ。でも、そのおかげで、警察も「まあ、仕方ないか……」という雰囲気になりましたからね。笑顔でいることは、その場の空気を変えるのかもしれません。
そして、もう1つ、ニヤニヤすることには「意外なメリット」があるんですよ。