大規模なサイバー攻撃の標的となった米IT管理サービス会社カセヤのフレッド・ボッコラ最高経営責任者(CEO)は、ホワイトハウスに状況を説明し、攻撃者はランサムウエア(金銭要求ソフトウエア)に7000万ドル(約77億6000万円)を支払うよう要求していると述べた。  このサイバー攻撃は2日に広がり始め、何百社もの中小企業を中心に何万台ものコンピューターを襲ったとみられている。米国の国家安全保障関係者は直ちに、影響が広範囲に及ぶ恐れがあると警鐘を鳴らした。