アダルトチルドレンには「6つの役割(タイプ・性格)」があるとされており、幼い頃から自分を守るためにある一定の型にはめて自分を演じたり、自然とそうなったりというケースが多いようです。具体的には下記の6つとなりますが、実際にはさらに細分化することもあり、必ずしも下記のパターンに当てはまるとは限りません。

・ヒーロー(期待に応えたいという一心で頑張る)
・スケープゴート(問題行動を起こし、家庭内の問題で居続ける)
・ロスト・ワン(極力目立たず、一人で静かにすごす)
・プラケーター(感情を殺し、家族のケアをする)
・クラン(わざとおどけて、恐怖感や悪い雰囲気をごまかす)
・イネイブラー(過剰に他人の世話を焼く)

 こういった特徴を持っていると、大人になった時に生きづらさを感じる局面に遭遇しやすいと言えます。しかし、そもそも「自分はこういうタイプだ」と理解して大人になるパターンは少なく、「なんだか生きづらい」と感じてから「もしかしたら家庭が原因かも…」と気付くことも多いでしょう。

アダルトチルドレン・毒親育ちが感じる
「生きづらさ」の5つの特徴

 では実際に毒親に育てられ、そのまま大人になるとどうなるのでしょうか。ここでは、自分はアダルトチルドレンなのかも?毒親育ちなのかも?と気付くきっかけとなるような、日々感じる生きづらさについてご紹介します。

※あくまで一例で個人差がありますので、参考としてお読みください。