中国の一部の地方自治体が、新型コロナウイルスワクチン未接種者による公共の場への立ち入りを禁止する方針を打ち出している。中国は集団免疫の獲得を目指しているが、ワクチン接種の義務化は議論も巻き起こしている。浙江省、福建省、江西省では市などの地方自治体が最近、18歳以上の住民が2回のワクチン接種を完了する期限を8月下旬に設定した。オンライン上の発表で明らかになった。多くの自治体はまた、ワクチン未接種者による学校や図書館、刑務所、介護施設、病院の入院施設への立ち入りについて、接種を免除すべき正当な医学上の理由がない限り7月下旬から禁止する方針も示した。こうした計画について一部の地方自治体は、中央政府からの指示の有無は明らかにせず、国と地方レベルによる取り決めと説明している。
中国、一部地域がコロナワクチン接種義務化の方針
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