20万部のベストセラー待望のマンガ版『マンガ このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』が発売された。前作で「転職は悪」という風潮に一石を投じ、日本人の働き方を変えた北野唯我氏が、今回は「自分にはキャリアの武器が何もない」と思っている主人公の奈美(もうすぐ30歳)の悩みに答えを出す。「やりたいことがなければダメ」「S級人材以外は有利な転職は無理」など転職の常識が次々と覆される。この連載では、本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
「転職しようと思えば、いつでもできる人」がたくさんいる組織と、「転職したくてもできなくて、会社にしがみついている人」ばかりの会社があるとしましょう。強いのは、もちろん前者です。だとしたら、経営者もこう考えるべきです。「優秀な人がうちの会社で働いてくれるなら、たとえ2年でも、3年でも、ありがたい」と。転職は「善」なのです。
(※この記事は、『マンガ このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法』からの抜粋です。)