19日の米株式相場は大幅続落。新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の感染拡大による世界経済への影響が懸念された。  米国債への逃避買いが膨らみ、米10年債利回りは前週末の1.30%から1.181%と、2月以来の水準に急低下した。石油輸出国機構(OPEC)内外の主要産油国が増産で合意したことで、原油先物も下落した。  ダウ工業株30種平均の終値は前日比725.81ドル(2.09%)安の3万3962.04ドル。S&P500種指数は68.67ポイント(1.59%)安の4258.49。