【ワシントン】メリック・ガーランド米司法長官は、連邦検察官が政府からの情報漏えいを調査する際に記者の通信記録を入手する権限を大幅に制限した。  検察が記者の通信記録を入手する行為を巡ってはこのところ、ジョー・バイデン大統領からの批判を含め反発が強まっていた。  ガーランド氏は19日に連邦検察官らに宛てた文書で、情報源の開示強制からジャーナリストを保護する上で司法省のこれまでの方針は適切な国益の考慮を行わなかったとし、こうした保護が必要との認識を示した。