米国では、新型コロナウイルス感染者数や入院患者数が増加している。デルタ株の流行が拡大しているほか、ワクチン接種のペースも落ちてきていることが背景にある。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がジョンズ・ホプキンス大学のデータを分析したところ、米国では過去7日間の1日当たり平均感染者数が3万2287人となり、10日前の7日間平均の2倍超となっている。全ての州と首都ワシントンで感染者が増加しており、過去4日間で見ると新規感染者数の7日間平均は、14日間平均を上回っていた。また、コロナ患者の入院者数も急増しており、米疾病対策センター(CDC)によると、7月7~13日ではそれまでの7日間と比較して35.8%増加した。
米でデルタ株流行、全ての州で感染者増加
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