米動画配信サービス大手ネットフリックスは20日、4-6月期(第2四半期)に新規会員が150万人増えたと明らかにした。新型コロナウイルス禍で急増した昨年からは、伸びは引き続き鈍化している。これにより、世界全体の有料会員数は2億0920万人となった。同社は4-6月の新規会員数について、100万人増との見方を示していた。多くの国でコロナで自宅待機命令が出ていた前年同期は1000万人増となっていた。新規会員150万人増のうち、7割近くがアジア太平洋地域が占めた。一方、米国・カナダは40万人減と、2019年4-6月期以降、初のマイナスに転じた。会員のエンゲージメントも前年同期比で減った。ただ、2019年4-6月との比較では17%増えた。
ネットフリックス、4-6月期会員数は150万人増 自社予想上回る
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