メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが22日公表した4-6月期(第2四半期)決算は、収益が市場予想を上回ったほか、新型コロナウイルス禍から生活が正常化する中でも、ユーザー数が引き続き力強い伸びを示した。デーリーアクティブユーザー数(DAU)は2億9300万人に達し、市場予想の約2億9000万人を上回った。前年同期は2億3800万人だった。売上高はおよそ倍増の9億8200万ドル。最終損益は1億5200万ドルの赤字で、赤字幅は前年同期から半分以上減った。市場予想は売上高が8億4500万ドル、赤字幅が2億7700万ドルで、いずれも予想より良かった。スナップのエバン・シュピーゲル最高経営責任者(CEO)は「4-6月期決算は、売上高とDAUが過去4年で最も高い水準になるなど、事業全般の好調さを反映している」とコメントした。