――筆者のジェラルド・F・サイブはWSJエグゼクティブ・ワシントン・エディター ***  米国のビジネスリーダーが政治システムという熱い大釜の中に引きずり込まれるケースは増えており、中には積極的にそこに飛び込むケースもある。現在、その状況はどうなっているのか。ここ何日かの間に起きた出来事から検証してみたい。  トヨタ自動車は、2020年大統領選の結果を認めることを拒否した共和党に献金を続行する判断を公に擁護していたが、市民からの圧力を受け、数日後に方針を転換した。