米国で新型コロナウイルスのワクチン接種運動が始まって半年以上が経過したが、福音派のキリスト教徒は他の主要宗教グループよりもワクチン接種に抵抗を示している。新たに発表されたデータで明らかになった。宗教と国民生活との接点を研究する超党派団体、公共宗教研究所(PRRI)と、宗教間の協力を目的とした非営利団体「インターフェイス・ユース・コア」が行った調査によると、6月の調査では白人福音派の約24%がワクチンを接種するつもりはないと答えた。3月は26%だった。さまざまな人種の福音主義者は米国人口の約4分の1を占めている。保健当局者は、彼らにワクチン接種を受けるよう説得することが、最近のコロナ感染者増の原因となっている変異ウイルス「デルタ株」の拡散を遅らせるために重要だと述べている。
米ワクチン接種、最も抵抗強い白人福音派
24%が「接種しない」と調査に回答
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