開設中止の海水浴場は
昨年を上回る473カ所

 8位は若松(愛知県美浜町)と狩留賀(かるが)海浜公園(広島県呉市狩留賀町)が同順位。

 若松は知多半島にあり、伊勢湾に面した海水浴場。前回ランキングは52位だった。

 狩留賀海浜公園は400メートル続く白砂の人工ビーチの海水浴場。前回ランキングは106位だった。

 10位は西浦温泉(愛知県蒲郡市)。1999年に砂浜を整備し、名前も「西浦温泉海水浴場」から「西浦温泉パームビーチ」に変更。海水浴と温泉が楽しめる海水浴場だ。前回ランキングは34位だったが、今回はトップ10入りとなった。

 なお、今年も去年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの海水浴場が開設中止となっている。

 海上保安庁によると、昨年は全国1156カ所の海水浴場のうち、開設しなかったのは469カ所(全体の約41%)に上った。さらに、今年は、全国1121カ所のうち、開設しなかったのは473カ所(全体の約42%)と、昨年以上の海水浴場が開設中止を決めている。

 多くの海水浴場が開設中止となったことで、開設した海水浴場に利用者が集中する可能性もある。海水浴場は屋外なので、密閉空間に比べて新型コロナウイルスの感染リスクは低いとみられるが、多くの人が集まる砂浜や周辺施設などにおいて、接触や飛沫による感染の恐れがあることは注意すべきだろう。

 また、開設されていない海水浴場は、監視員やライフセーバーなどがいないため、万が一の事故時の発見が遅れる可能性が高く、救助体制も整っていないため、非常に危険だ。

 開設している海水浴場を利用したいという場合でも、前述の通り、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域や、政府・自治体の要請を確認の上、慎重に判断していただきたい。

(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)