定年まで働くなんて無理……ならば、生涯賃金2億円を株式投資で稼いでしまおう! そう決意した入社3年目、知識ゼロの状態から株式投資をスタートした『割安成長株で2億円 実践テクニック100』の著者・現役サラリーマン投資家の弐億貯男氏。年間平均利回り30%で資産を増やし、当初の計画を前倒しで2億円達成! 現在もどんどん資産を増やしている。忙しいサラリーマンでも真似できる「100の実践ノウハウ」を徹底伝授!
賢明な投資家はこれをやっている
株式資産を築くためのコツを手っとり早く知りたい人のために、5つのポイントをまとめました。
基本的なことばかりですが、どれも重要です。
OKポイント(1) 取引記録をつける
保有株を売却した際の損益を記録しておきましょう。
ちょっとの利益で早々に利益確定していたり、1回の損切り額が大きかったりという失敗が“見える化”されることによって、投資家としてのスキルアップにつながります。
OKポイント(2) 損切りを徹底する
含み損を抱えたまま株式を保有していると気分が落ち込んだりして、仕事にも差し障ります。
含み損が拡大する恐れもありますから、躊躇なく損切りして、大きな含み損を抱えた“塩漬け株”を増やさないように徹底。
損切りすると気分がスッキリしますし、その時点で損失が確定して、それ以上の損失が避けられます。
OKポイント(3) 失敗から学ぶ
株式投資では、何度も失敗をくり返します。でも、それでいいのです。
「億り人」も通る道です。
失敗から学びを得て、同じ失敗をくり返さないように気をつけていれば、経験値が上がるにつれて運用成績も上がってきます。
「失敗=場数を踏むこと」ですから、失敗するだけでなく失敗から学ぶことが大事です。
OKポイント(4) 「話題の銘柄」ではなく「割安な銘柄」に投資する
人気の銘柄や知名度の高い銘柄は、株価が割高な可能性が大。不人気で知名度の低い銘柄に、株価が割安な銘柄が潜んでいます。投資すべきなのは、後者です。
OKポイント(5) 株式投資は余裕資金で
よくいわれる話ですが、これは重要な点です。
余裕資金とは、万一ゼロになってもいいと思えるお金。
投資を始めた当初は株価の日々の値動きにヤキモキしがちですが、余裕資金で運用していると、その心配がなくなるのです。